50歳以上の中高年者、「全く資産がない」男性は38% - 一人暮らしだと半数超
過去1年間に、18歳以上の子どもとの間で行った定期的、日常的な経済的な支援について聞くと、「やり取りはない」と答えた人は85%以上。
本人の親、あるいは配偶者の親についても、約8割が定期的な経済的支援を行っていないことが分かった。
また、1人目の子どもとの世話的な支援のやりとりについても、4割の親が子どもに対して何も世話をしておらず、過半数が子どもからの支援を受けていないことが明らかになった。
次に、対象者の親、または子どもとの間で行われた資金や世話のやり取りについて、項目別に質問したところ、”親から子へ”と”子から親へ”のやり取りは非対称であることが判明。
最も多かったのは対象者本人の親からの譲渡で、配偶者親への譲渡は限定的だった。
世話や資金の親子間の移転は、上世代から下世代への方向が多いと見られる。
人々の信頼度を見た場合、「政府を信頼しない」人は6割以上に上り、政府に対する信頼度の低さが目立つ。少子高齢社会における公的年金制度については、4割が「信頼しない」、生活保護制度についても、42.3%が「信頼しない」と回答。
一方、家族については、9割以上が「信頼する」