『中国元預金』口座保有者の8割が男性、6割超が30・40代--”経済成長に期待”
居住地域が全国に分散していることから、地域を問わずニーズがあることが推察される。
中国元に関心をもったきっかけについては、最も多かったのが「切上げなど為替値上がりへの期待」で69.0%。
次いで、「中国経済の成長性への期待」が51.8%、「人民元の国際化に関する報道や、情報を見て、今後通貨の存在感が増すと考えた」が44.3%、「分散投資を考えて」が25.4%、「日本経済の先行きに関する報道や、情報を見て、円の将来性に不安を持ったから」が23.0%との結果となった。
中国元預金の運用目的を尋ねたところ、「分散投資」が51.6%で最多。
以下、「長期運用に適した商品と考えたから」が32.4%、「金利が魅力的だから」が28.8%と続いた。
続けて、想定運用期間を質問すると、普通預金については26.9%、定期預金については30.3%が「5年以上」と回答。
このほかの割合を見ると、普通預金は「1年未満」が14.5%、「6カ月未満」が12.6%、「1~2年」が12.3%、「1カ月」が11.9%など、定期預金は「3カ月」が14.3%、「6カ月未満」が11.9%、「2~3年」が11.6%、「1年未満」