くらし情報『造影剤の軽微な副作用、約半数の医師が特に対応せず検査実施-メドピア』

造影剤の軽微な副作用、約半数の医師が特に対応せず検査実施-メドピア

造影剤の軽微な副作用、約半数の医師が特に対応せず検査実施-メドピア
メドピアは5月14日~20日、同社が運営する医師コミュニティーサイト「MedPeer」で、「CT・MRI用造影剤の副作用対策」に関する調査を実施した。

有効回答数は2,605件。

「過去に小さな副作用が出た症例に対して、CT・MRI用の造影剤の投与前にステロイドを事前投与していますか?」という質問に対し、最も多かった回答は「特に対応せず検査実施」で49%だった。

「事前投与はせず、いつでも対応できるようにステロイドを準備」「明らかな既往がなければ、ステロイドの予防投与はしない」といったコメントが見られた。

続いて多かったのは、「小さな副作用でも検査を実施しない」で18%。

「小さな副作用が次には大きな副作用で現れることも考えられる」「よほどの必要性がない限り、造影しない」という声があった。

「ステロイドを事前投与」すると答えた医師は全体のは16%で、ステロイド剤の種類としては、サクシゾン、ソルコーテフ、プレドニンなどが挙げられた。

一方、「どのくらい有効なのかは不明」との意見もあった。


「ステロイド以外の対応」は4%、「その他」は13%で、「事前に使う場合もあるし、使わないで様子をみる場合や造影を回避する場合もあり、ケース・バイ・ケース」などの声が寄せられた。

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