くらし情報『鉄道トリビア (165) 都営大江戸線が東京を飛び出そうとしている!?』

鉄道トリビア (165) 都営大江戸線が東京を飛び出そうとしている!?

と、具体的な時期まで示された。

これを受けて、練馬区など沿線地域は大江戸線延伸促進期成同盟を結成し、誘致活動や途中駅付近の区画整理事業に着手している。

路線整備にあたって土地収用コストを下げるため、延伸区間の整備は東京都市計画道路補助230号線と一体的に実施することとし、地下鉄を前提とした道路整備が行われている。

補助230号線は1966年に当時の建設省が計画決定した道路で、2車線の道路の両側に4.5m幅の歩道が作られる。

このうち、都営大江戸線が通る大泉学園町までは2010年まで事業認可されており、昨年5月には笹目通り高松六丁目交差点~土支田地蔵北交差点の930mが供用開始された。

土支田地区では都営大江戸線の駅も設置される予定で、もうひとつの途中駅は東京外環自動車道の交点付近、大泉学園町の駅は関越自動車道の北側、西武鉄道大泉学園駅から北へ約3kmの地点が予定されているという。

都営大江戸線の事業主体は東京都であるため、鉄道事業認可は東京都が受ける必要がある。そこで現在、大江戸線延伸促進期成同盟は東京都に対して要望活動を続けており、2012年4月に「大江戸線延伸推進基金」として5億円を積み立てたとのこと。

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