ロンドンパラリンピック直前アンケート。選手負担は年に平均144万円にも!
が最も多く(32.6%)、次に「100~150万円未満」が17.0%だった。
「150万円以上」とした人が全体の約3割。
「250万円以上」と回答した選手も11.9%いた。
推計では平均で年間144万円程度の負担となっている。
続いて専任(パーソナル)コーチについての質問では、前回調査では「専任コーチがいない」(55.3%)が「専任コーチがいる」(44.7%)を上回っていたが、今回は「専任コーチがいる」(54.5%)が多数となった。
しかし、「競技を継続するうえでの課題は?」の問いに「コーチ、指導者の不足」と挙げる人が27.9%おり、コーチや指導者の確保については引き続き大きな課題となっているようだ。
競技を継続するにあたっての課題では、その他に「費用がかかる」(64.0%)「練習場所がない」(33.0%)、「仕事に支障が出る」(27.9%)となっている。
同様の質問をコーチやスタッフに行ったところ、約6割が「費用がかかる」と回答。
次いで「自分以外に練習をサポートする人の確保」(43.8%)、「職場の理解」(32.3%)、「練習場所の確保」(32.3%)で、選手とほぼ同じ認識であることが分かった。