茨城県水戸市の偕楽園で開園170周年記念の「水戸の萩まつり」開催
日本三名園の一つ、水戸の偕楽園は1842年(天保13年)に水戸藩第9代藩主・徳川斉昭公が「衆と偕(とも)に楽しむ場」として開設、今年170周年を迎える。
これを記念して「第45回水戸の萩まつり」が2012年9月1日(土)~9月20日(木)、9月30日(日)に開催される。
金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに、日本三名園の1つに数えられる偕楽園。
梅林がよく知られているが、萩も見事。
萩は、”秋にクサカンムリ”の字の通り秋の花の代表格だ。
秋の七草の一つでもあり、万葉集の歌の題材として最も多く用いられており、約140首もの歌が詠まれている。
偕楽園の萩は、創設時に徳川斉昭公が伊達藩から譲り受けたものを植えたもの。
そのため宮城野萩が中心なのが特徴だ。
白萩、山萩、丸葉萩など150群(むら)が咲き競う様子を楽しめる。
「水戸の萩まつり」の期間中は行燈が設置され、夕暮れにかけての萩と偕楽園の美しさが際立つ。
9月14日(金)~23日(日)、29日(土)、30日(日)には、ライトアップがされ、より一層秋の美しさを堪能できる。
さらに、イベントも多彩で、期間中土曜・日曜・祝日には「旅の思い出に記念撮影~水戸黄門漫遊一座~」