7月のスーパー売上は前年比4.9%減、5カ月連続減少--天候不順で夏物商品苦戦
水産品の売上は601億円。
うなぎは土用の丑の日は好調だったものの、月全体を通しては不調だった。
惣菜の売上は695億円。
うち焼物については、焼鳥にオリンピックの観戦需要があり動きが見られるものの、全体としては鈍かった。
その他食品の売上は3,672億円。
健康志向からTV報道のあったアーモンドやトマトジュースは好調だったほか、熱中症対策で飴も伸びた。
また、オリンピックの観戦需要で、酒やおつまみ関連に動きが見られたものの、月間を通しての酒の動きは低調だった。
衣料品は前年同月比6.5%減の1,179億円。
うち紳士衣料の売上は234億円だった。
中旬まではブレザー、ベストなど羽織物が好調。
Tシャツは梅雨明け以降伸びたが、Yシャツなどクールビズ関連、スラックス、ショートパンツは苦戦した。
婦人衣料の売上は389億円。
Tシャツやカットソーは堅調だったものの、スーツ、フォーマル、パンツ、ホームドレス、スカートは低迷した。その他衣料・洋品の売上は555億円。
住関品は前年同月比6.7%減の2,220億円。
詳細は、日用雑貨品が840億円、医薬・化粧品は359億円、家具・インテリアが436億円、家電製品が159億円、その他商品が427億円となっている。