黄河大恐竜展、北海道札幌市の月寒ドームで8月26日まで開催
21世紀になってから次々と新しい恐竜化石が発見され、世界有数の恐竜大国となった中国。
今回の「黄河大恐竜展」では、黄河上流域、シルクロードの出発点にあたる甘粛省における白亜紀前期の恐竜世界を紹介している。
展示されているのは、全長27メートルにもなるアジア最大級の竜脚類ダシアティタンの巨大全身復元骨格を中心に、ティラノサウルスの祖先シオングアンロング、世界で一番大きいテリジノサウルス類(羽毛を持ったものもいる草食の獣脚類)スジョウサウルス、世界最大級の歯を持つイグアノドン類ランジョウサウルス、幼体としては世界で一番大きいオルニトミムス類ベイシャンロング、原始的角竜アウロラケラトプスなど、同時期に生息していた鳥類や哺乳(ほにゅう)類の化石とあわせて33件。
アジア最大級の全長27メートルのティタノサウルスやバドロサウルス類で最も派生的な恐竜であるジンタサウルス、ベイシャンロング、キャオワンロング、アウロラケラトプスは日本初公開だ。
さらに、動く恐竜も展示。
実物大の3/4スケールで再現した、最も有名な肉食恐竜であるティラノサウルスは、その大きさも滑らかな動作も迫力満点だ。
雄たけびをあげ、大きな口を開けて、襲いかかってくるような動きはリアル。