牛乳+酸味なのに固まらない!? 奇妙なコラボ商品"レモン牛乳"の謎
現在では、「関東・栃木レモン」という名称で販売するが、レモン果汁は入っておらず無果汁。
栃木県産の牛乳に砂糖を足して甘みをつけ、レモン香料を加えているのだそう。
県内ではスーパーやコンビニエンスストアおよびサービスエリア、道の駅、JR駅などで販売されているレモン牛乳。
なんと、毎日飲んでいるヘビーユーザーもいるのだとか。
栃木では運動会などのイベントで提供されることも多いので、栃木県民にとってはきっと、「子どものころから親しみのある味」なのだろう。
年配の方からお子さんまで老若男女問わず、60年以上飲み継がれているようだ。
「レモン牛乳って、初めて飲んだ方でも、どこか懐かしい味だと感じられるようです。
のどごしのよい乳飲料で、原材料も上質のものを使用しているから飲み飽きることもないですし。
それと、パッケージのデザインも魅力のひとつなのではないでしょうか」と栃木乳業の社員さん。
3~4年前にB級グルメブームが起こり、テレビ・雑誌・新聞などでも取り上げられるようになった。それをきっかけにして、一気に全国区にその名を知られるようになったようだ。
以来、問い合わせ件数も増加し、ネット注文も多数入るようになったのだとか。