全国にある秘蔵の漬物の頂点を決める、「T-1グランプリ2012」募集開始
とコメント。
当大会は幅広い年齢層に漬物をアピールするとともに、日本にはこれほど魅力的な食文化があることを海外にも発信し、「TSUKEMONO」という言葉で広めることを目指している。
発表会には個人の部で初代チャンピオンとなった松澤アツ子さんも出席。
受賞作品となった「下諏訪の恵み あっちゃん漬け」を振る舞った。
漬物歴40年にもなる松澤さんが作った「下諏訪の恵み あっちゃん漬け」は、長野県下諏訪町で採れた食材のみを用いて、くり貫(ぬ)いたウリの中にニンジンを詰め、しょうが、みょうが、青じそで味付けしたもの。
本来ならけんかする食材であるが、その甘みとほどよいしょうがの刺激が絶妙で、大会審査員を担ったプロの料理人も新しい漬物の魅力を発見したという。
同作品は現在、商品化に向けて開発が進められている。
2012年はたくわんのみを対象にした「Taku-1グランプリ」も同時開催される。
大会は個人の部と法人の部があり、書類審査の締め切りは10月31日(北海道ブロックのみ10月19日)。その後、各ブロック別にグランプリが行われ、1月20日に決勝大会が開催される。
大会には審査員として一般も参加できる。