高速トリビア (24) 「レーンマーク」に秘められた仕掛けとは!?
は、視覚による注意喚起を目的としています。
短い斜線状のレーンマークを車線の内側に引くことにより、車線中央部の走行を促し、漫然運転を抑制します。
また眼の錯覚を利用して車線の幅を狭く見せることで、速度抑制につなげています。
適正な車間距離を測る手助けをするツールとして、車間距離確認区間の基点標識も利用できます。
これは0mの確認基点から、50mと100mの標識が設置されています。
その他に50mごとに設置されている、丸い反射板の付いたデリネーターという視線誘導標識も目印になります。
また先行車が通り抜けた目印のある地点へ、自車が何秒後に達しているかを数える「車間時間」という形で距離を確認する方法があります。
車間時間をカウントする際は「いち、に、さん」ではなく「ゼロイチ、ゼロニ、ゼロサン」と実際の時間に合うように数えます。
この場合、最低限で一般道路では2秒以上、高速道路では3秒以上が必要だとされています。
高速道路上には車間距離を測定できるものさしが数多く設置されています。それだけ安全のためには重要だということです。
高速道路では時速を距離に置き換えた数値、つまり時速100kmなら100mが安全な車間距離とされています。