スマホをかざすだけで現金の引出しができる! ”最新型CD機”を日本NCRが公開!
日本NCRによると、すでに米国の主要銀行で採用され1000台のCD機が稼動しているという。
極めて短時間で現金を引き出すことができるため、CD機の前に顧客が並ぶといったことがなく、大変好評という。
この技術は、NCRが開発したCD機だけでなく、既存のATMにも導入可能。
銀行のモバイルバンキングのプラットフォームにこの技術との連携機能を追加し、ATMの画面上に二次元バーコード(QRコード)を表示できるようにすれば、スマホのカメラでQRコードを読み込むことで、モバイルバンキングのシステムがATMの情報や出金者の口座のデータを照合し、現金の引き出しができるようになる。
日本NCRによると、NTTドコモは、NFCチップを搭載したスマートフォンの普及に力を入れていく予定という。
また日本NCRでは、CD機と同じブース内で、「税公金セルフ収納機」も公開。
顧客が公共料金などの納付書を機械の読み取り画面にかざし、電話番号などを入力するだけで、公共料金などの支払いができるようになっている。納付書にバーコードがない場合でも、タッチパネルの画面から選択して受け付けることができる。
この機械はすでに西日本シティ銀行に10台導入されており、店頭業務の効率化に役立っているという。
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