住み心地重視の人は“通気性”を選べ!? 快適に過ごせるお部屋の見分け方
では、ブレーカーを上げても電気が通っていない物件の場合は?
■物件の管理状態をチェックしよう
「ブレーカーを上げても電気が通っていない物件を内覧する場合は、物件の管理状態を確認し、部屋のアルミサッシに黒いホコリのようなものがあれば、これはホコリではなくカビなので、結露するし、通気性が良くない物件ということです」
何ヶ月にも渡り、入居者がいないマンションは、ずっと締めきっているわけですから、カビが発生してもそれは仕方ないという判断もできますが、その部屋に住んで、換気を良くよくしていると、カビの発生を避けられるのでは?
■窓が向かいあって設置されているとベター
「通気性が良いということを『ほどよく自然の風が抜ける物件』と定義するのであれば、日当たりの良い木造住宅が一番ですが、鉄筋コンクリートのマンションに住みたいのであれば、室内に窓が向かいあって設置されている物件であればベターですし、風が一方向から入ってきて、別の窓へと抜けてくれます」
高級マンションの場合、24時間自動換気システムがあり、通気性を気にしなくても快適な暮らしが保証されていることもあります。
しかし、そういう高級マンションではない場合、窓が向かいあって2二つ以上設置されていると、おおむね通気性は良いようです。