くらし情報『先輩社会人に聞いた、学生時代の家賃と仕送りの平均は?』

先輩社会人に聞いた、学生時代の家賃と仕送りの平均は?

それでは、それぞれの仕送り額別に、どれくらいの家賃の部屋を借りているかを見ていきましょう。

分布人数割合が多い(10%以上)部分に色をつけてみました。

仕送り金額が高いと家賃も高いという比例関係はありますが、全体として見ると仕送り金額に関わらず、4~7万円の家賃の部屋を借りている人が一番多くなっています。

物件を探す時は、一人暮らしには家賃だけではなく、食費、水道•光熱費、交際費等、その他のいろいろな費用もかかってくることを考えながら検討しましょう。

家賃の他に最低でも3万円の生活費を確保しておく必要があります。

そうすると、一般的には家賃+生活費で7~10万円ほどは仕送りとアルバイトで毎月工面する必要があります。

また、特に女性の場合、防犯面等の対策もしっかり考えたいもの。

防犯面を重視すると家賃が上がる傾向にありますので、その点もしっかり考慮しておきましょう。


学生の本業はもちろん学業なのですが、仕送りがあまり期待できない場合は、バイトをして収入を増やすことを検討する必要も出てきます。ただ、その場合も学業に差し支えがないような範囲でバイトをすることが大切です。

無理のない家賃と生活費で予算設計をして、仕送りやアルバイトでやりくりできるよう工夫をしていきましょう。

(文・花輪陽子)

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