高速トリビア (32) 待機中の”まさか”の事故が多発…悲劇の連鎖は事前の点検で防ぐ!
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そうはいっても、予期せざる故障や事故が起きてしまうこともあります。
救助を待っている間に、高速道路の本線や路肩に立っていたドライバーなどが、他の車両にはねられて死亡する事故が急増しているのです。
高速道路上で人が車にはねられる事故による死亡件数は、平成22年から23年の間で2倍に増加しています。
パトロールカーなどが到着するまでの間は、以下の手順でお待ち下さい。
(1)ハザードランプをつけ、後続車に合図を出してください。
さらに、発煙筒や停止表示板で分かりやすく、目立つようにしましょう。
特に路肩に停止できなかった場合は、後続車へ合図を出すことが重要です。
(2)運転者も同乗者も通行車両に注意しながら車を降り、ガードレールの外など、安全な場所に速やかに避難して下さい。
車から降りる際は、例えば路肩に停車した場合は助手席側から降りるなど、できるだけ安全な方法で降りましょう。
高速道路で停車している車に、後続車が突っ込んでしまう事故は珍しくありません。
車内で待機しようとせず、ガードレールの外で救助を待って下さい。
(3)非常電話で、事故や故障の状況を通報して下さい。