全世界の綿生産量の1%未満。オーガニックコットンをつかった製品とは?
そればかりか、栽培者の健康にも悪影響を及ぼしてしまうのだ。
また、綿花は開発途上国での栽培量も多く、児童労働などの問題も抱えている。
ところが、オーガニックコットンの場合、栽培環境はもちろん、加工過程やフェアトレードをしているかどうかなど、認証時に厳しいチェックが行われるという。
そのため、地球環境にやさしいことはもちろん、オーガニックコットン製品を使用することで社会貢献ができると注目されている。
現在の日本では、産業レベルでオーガニックコットンを栽培することは難しく、日本製のものはほとんどないという。
そのため、現在販売されているオーガニックコットン製品は、海外の原綿を使用しているものが多い。
各国の厳しい基準をクリアした原綿を使い、日本が誇る優れた技術によって、クオリティの高い製品が作られている。
オーガニックコットンをつかった商品の例としては、日本ベッド製造のベッドリネン「CIEL-GIZA45」シリーズが挙げられる。
今年の4月から、厳格なオーガニック基準により栽培された、最高級エジプト超長綿「GIZA45オーガニック」のみを使用して生産されているという。
原綿の「GIZA45オーガニック」