上半期”貿易赤字”は過去最大の3兆2190億円、半期ベースで3期連続の赤字
輸入額は同0.9%増の3兆2,971億円と5期連続で増加し、差し引き921億円の赤字となった。
対アジアは、輸出額が前年比4.7%減の17兆7,432億円で3期連続の減少。
輸入額は同1.2%増の15兆5,328億円と5期連続で増加した。
黒字額は同32.3%減の2兆2,105億円で4期連続の減少となった。
対中国は、輸出額が前年比8.2%減の5兆9,211億円で3期連続の減少。
輸入額は同2.0%増の7兆4,521億円と5期連続で増加した。
赤字額は同78.6%増の1兆5,309億円で赤字幅は4期連続の拡大。
これは日中関係の悪化が影響し、対中国向け輸出が大幅に減少したためと考えられる。
同省はあわせて9月分貿易統計(速報、通関ベース)を発表。
それによると、9月分の貿易収支は5,586億円の赤字となったことがわかった。
赤字は3カ月連続。
輸出額は前年同月比10.3%減の5兆3,598億円で4カ月連続の減少。一方、輸入額は同4.1%増の5兆9,138億円で2カ月ぶりに増加した。
輸出品目については、自動車が前年同月比14.6%減、船舶が同40.4%減、半導体等電子部品が同7.8%減となった。