くらし情報『京都大阪間を走る京阪電車は、ドアが増減する!? 5000系の魅力とは』

2012年10月15日 17:12

京都大阪間を走る京阪電車は、ドアが増減する!? 5000系の魅力とは

と宮本さん。

しかし、単純に扉の数を増やして座席を減らせば、閑散時のサービス低下につながる。

そのため、ラッシュ時以外には2扉を閉鎖して、天井部に収納されている座席を下ろし、2扉で運用できる構造にしたのだとか。

日本で初めて、片側に両開き5扉を備えた車両となった5000系。

もちろん、座席昇降機構を備えている電車も、日本では5000系のみなのだとか。

そのため、誕生から40年以上たった今でも、座席が上下する瞬間を見ようと足を運ぶ鉄道ファンがいるとのこと。

「日常的に走行していますので、比較的ご覧いただきやすい車両となっています、運行情報の詳細につきましては、お客さまセンターへお問い合わせください」(宮本さん)。

京阪電車といえば、他社に先駆けて導入されたテレビカーも有名だ。


道中、電波の受信具合によって画面が乱れることでも有名だが、市民には長い間、愛されてきた車両だ。

しかし、残念なことに2013年春には姿を消す予定。5000系やテレビカー以外にも、京阪電鉄には多くの個性的な車両がある。

「特別料金を必要としない特急車でありながら、ダブルデッカーを連結し、最上級のグレードを誇るシートやインテリアを施した8000系にも、ファンは多いですね」

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