富山県の世界遺産、五箇山の魅力満載「合掌造りと五箇山民謡」切手シート
なお、「こきりこ節」と「麦屋節」は国の選択無形民俗文化財に選ばれている。
五箇山の歴史は古く、1183年の源平の戦いにさかのぼる。
源(木曾)義仲と平維盛が富山県と石川県の県境、倶利伽羅峠で戦い、その際敗れた平家の落人が住んだと言われる。
さらに南北朝争乱時代の後期に後南朝の遺臣が五箇山に入り、養蚕や和紙製造を始めたと伝えられている。
切妻屋根の急傾斜が特徴的な合掌造りは、この地域が豪雪地帯であることから、雪の重みに耐えるよう工夫されたもの。
1994年に重要伝統的建造物群保存地区に選定され、1995年、五箇山地区に隣接する白川郷とともに世界遺産に登録された。
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