4割の私立大学が赤字経営、赤字大学のうち「3期連続赤字」は6割弱
には減収の大学が215校(47.6%)だったのに対し、「2010年度~2011年度」には227校(50.2%)に増加。
半数の大学が減収となったことが分かった。
損益が判明している359校について見ると、2011年度の黒字大学は213校(59.3%)、赤字大学は146校(40.7%)となった。
2009年度~2011年度の3期間に関しては、赤字大学146校のうち、「3期連続赤字」は6割弱の86校(58.9%)、「2期連続赤字」は15校(10.3%)、2011年度に「赤字転落」となったのは45校(12.5%)だった。
また、「創立100年以上」の大学でも17校が「3期連続赤字」を計上したことが判明した。
地域別の大学数について調べたところ、最も多かったのは「関東」で187校(38.8%)。
以下、「近畿」が97校(20.1%)、「中部」が61校(12.7%)、「九州」が45校(9.3%)、「東北」が25校(5.2%)、「中国」が23校(4.8%)、「北陸」が20校(4.1%)、「北海道」が18校(3.7%)、「四国」が6校(1.2%)と続いた。この結果から、関東、近畿、中部地域の大学が345校(71.6%)となり、全体の7割強を占めること分かった。
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