マレーシアのマクドナルドで見つけた「サムライバーガー」
といっても、豚肉を使ったメニューが無いぐらいで、それ以外は他国の店舗とほとんど変わりがない。
それよりもマレーシアのマクドナルドで驚くのは、女性スタッフの制服だろう。
それも頭部に注目。
ほとんどの女性スタッフが黒色のスカーフを頭に巻いていて、前髪はたらさずにおでこが全開。
これはイスラム教の教えで、女性は髪の毛を家族以外の男性に見せてはいけないため、頭に巻くためのスカーフがマクドナルドの制服として支給されているのだ。
多民族が暮らすマレーシアは、お祭りやイベントをとても大切にする。
そのためマクドナルドでも、季節に合わせた期間限定メニューが登場し、人々の話題となっている。
中国正月に毎年登場するのは、繁栄という意味の「プロスペリティ・バーガー」。
黒胡椒たっぷりでパンチのきいたソースとらせん状のオニオンリングが特徴。
常夏のマレーシアには季節が無い。そのため、この「プロスペリティ・バーガー」を見ると、「あれからもう1年かぁ~」と時の流れを感じるのである。
最近ヒットしたメニューは「サムライ・バーガー」(セットで12.45RM・約342円)。
親日国家のマレーシアは、日本をモチーフにしたビジネスが人気で、これもその1つ。