東京都江東区に、江戸時代の梅屋敷をモチーフにした交流施設「亀戸梅屋敷」
亀戸いきいき事業協同組合は、亀戸の地元住民、観光客向けの交流館「亀戸梅屋敷」を、亀戸駅北徒歩5分の立地に開業する。
開業は2013年3月を予定している。
同組合では、東京都江東区の亀戸地域の5つの商店街が連携して、亀戸の活性化に取り組んでいる。
亀戸は古くから門前町として栄え、近年では下町情緒と近代的な再開発地域の同居する街並みへと変貌し、日本全国から訪れる観光客でにぎわいを見せている。
「亀戸梅屋敷」はこうした亀戸のにぎわいを、将来にわたって継続させていくことを目的に建設される。
このほど開業する「亀戸梅屋敷」は、江戸時代に亀戸に建っていた「梅屋敷」と呼ばれる別荘をモチーフに建設。
かつて梅屋敷には、約3,600坪の広大な庭園に梅の木が植えられ、梅の季節になると江戸の市中の行楽客のいこいの場、交流の場としてにぎわったという。
同施設も梅屋敷同様に地元住民や観光客のいこいの場、交流の場となることを目指す。
亀戸梅屋敷は、長い歴史を持つ下町ならではの伝統と格式ある純和風の建築デザイン。
建築部材には、江戸時代から貯木場として栄えた江東区の木場をイメージさせる木材調のものを多く使用。