くらし情報『猫に指を差し出すと、鼻でチューをしてくれる理由』

猫に指を差し出すと、鼻でチューをしてくれる理由

■鼻であいさつしたら全身のニオイ、お尻のニオイをかぐのがルール

まるで犬のようですが、鼻と鼻をくっつけるあいさつをしたら、全身のニオイをかぎ、最後にお尻のニオイをかぐという猫独自のルールがあります。犬と違うところは、猫同士の場合、お尻のニオイをかいだ方が上というルールがあるため、弱い方がお尻のニオイをかがせます。指先のニオイをかいでからお尻を向ける子は、あなたが上で、私が下ですという意味なのです。

■ぬいぐるみにも、場合によっては犬にも、きちんとあいさつ

指だけでなく、猫にぬいぐるみを見せた時なども、ぬいぐるみの鼻をくんくんかいであいさつします。またおとなしくて怖くない犬なら、鼻先を匂ってあいさつする子もいます。

■初対面の猫なら、ひとさし指であいさつしよう

初対面の猫と仲良くなりたい時は、ひとさし指を下から差し出し、ニオイをかがせてあいさつしましょう。手をパーにしたり、上から手を出したりすると「たたかれる」とこわがる子もいるため、なるべく猫より低い位置で、ひとさし指だけ差し出すようにしましょう。ひとさし指に慣れてきたら、猫が怖がらないかを随時見つつ、喉元などの猫がなでられてうれしいところからそっとなでてみて、コミュニケーションをとってみると良いでしょう。


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