■皿に顔をうずめると周囲が見えなくなる
また、野良猫経験がある猫はフードを皿の外に「わざと」出して食べる傾向が多いようです。野良猫は、いつも食べ物にありつける訳ではありません。また、ありつけたとしてもいつカラスなどのほかの動物に食べ物を奪われるかもわかりません。そのため、皿に顔をうずめて無防備に食べていたりしたら、迫ってくる危険に気づかないかもしれないのです。その時の習性が、家猫になった今でも続いている可能性があります。
■フードや皿を変えてみる
こぼすのを防止するには、フードや皿を変えてみる方法があります。皿が深いと食べにくかったり、反対に浅すぎるとこぼれる原因にもなるので、身体の大きさに合うサイズの皿を選んでみてください。皿にヒゲが触れることを嫌がる猫もいるので、ヒゲが触れないよう設計された皿を選んでみるのもベターです。
また、いろいろな味や形が混ざったドライフードの場合、えり分けて食べる猫もいるようです。気に入らない味や形のフードの場合、わざとこぼして違うのを入れろと主張している場合もあるのだとか。一度、フードと皿の抜本的な改革してみるのも良いかもしれません。
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