くらし情報『内々定を複数獲得した学生、開放的で努力志向 - 2013年就職戦線総括<3>』

内々定を複数獲得した学生、開放的で努力志向 - 2013年就職戦線総括<3>

「2014年卒マイナビ大学生就職内定率調査4月」の結果を元に、複数内々定を保有している学生の特徴をマイナビの適性診断「MATCH」の結果と掛け合わせて算出。その結果、3社以上から内々定を獲得した学生の「パーソナリティー診断」では、G「開放的」、A「努力志向」の項目が1社のみの学生より高くなり、人当たりが良くて物おじせず、大きな目標に向かって努力する傾向がみられた。

更に「バリュー診断」では、「影響」「報酬」「達成」「自主」が比較的高くなり、周囲を引っ張り、達成に向けて活動することに価値を見いだす傾向がみられる。

「2014年卒広報活動開始前の活動調査」で、インターンシップに「参加した」と回答した学生と「参加しなかった」と回答した学生について、4月末時点までの内々定獲得率に差が出るかどうか追ったところ、「参加した学生」の内々定率は42.1%、「不参加だった学生」の内々定率は33.6%と、8.5ptの差が生じた。

なお、インターンシップ参加率は、関東・関西圏の国公立学生が他学生より高い傾向があるため、国公立私立別・地域別に分類してそれぞれ内々定率を算出。その結果、その他私立を除くすべての分類でインターンシップに参加した学生の方が内々定率が高いことが確認され、インターンシップの参加と4月時点での内々定率は相関があることが分かったとのこと。

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