ユーザーをただ働きさせて儲ける!? 悪質サイトの実態を探る (1) ユーザーをただ働きさせて儲ける!? 悪質サイトの実態を探る
最近、スマートフォンなどを利用する人が増えているということもあり、ポイントサイトの市場が拡大しているようだ。しかし、そのポイントサイトの中には悪質サイトも存在し、そのサイトを利用したユーザーが被害を受けているという声も聞こえてくる。そこで、「モバトク通帳」などのポイントサイトを運営している企業、ファイブゲートの久城直氏に、悪質サイトの実態や安心サイトを見極める方法について話を聞いた。
--悪質サイトといわれるポイントサイトではどのようなことが起きていますか。
そもそもポイントサイトとは、インターネット上の様々な広告を利用することで、あるいはそのサイトを経由してショッピングをしたり、ゲームなどをダウンロードしたりすることでポイントがたまるサイトです。
これらの貯めたポイントを現金や電子マネーなどと交換する場合に、必要最低限のポイント数があり、例えば「モバトク通帳」の場合は1,000円分のポイントからと決められています。このポイント数は運営側が決めることができるのですが、中には1万円分、あるいは1万5,000円分のポイントがたまらないと現金などと交換できないサイトがあります。インターネット上で”悪質ポイントサイト”又は”悪質お小遣いサイト”などのワードで検索をすると、この類のサイトを多く確認することができますね。