【雑学キング!】どうして「ミスタードーナツ」はダスキンさんが経営しているの?
『こんなにおいしいドーナツを1人でも多くのお客さまに食べていただきたい』『若い人への成長のチャンスにつなげたい』という思いもあり、日本でミスタードーナツ事業を始めることになりました」
――つまりアメリカのフランチャイズ事業スタイルを学ぶ最中、日本でもミスタードーナツをやってみよう、ということになったんですね。少しずつ謎が解けてきた気がします。でも、清掃事業と外食産業はまったく畑が違いますよね。悩まなかったのでしょうか。
Y「鈴木は当時すごく悩んだそうです。お誘いを受けたとき、即座には返答できなかったようですから。しかし、1970年、大阪万博で日本中が好況のなか、新しいビジネスを始めるなら今だと思い立ち、日本でのミスタードーナツ事業を始めるに至りました。1971年4月には、日本一号店のミスタードーナツを大阪府箕面市にオープンさせました」
――清掃から外食へと畑違いの業種にどういった共通点があるのかと思ったのですが、“フランチャイズビジネス”という軸があったからこそ、なし得たことなんですね。
ありがとうございました。
最近では「クリスピー・クリーム・ドーナツ」や「ドーナツプラント」などさまざまなドーナツを中心としたファストフードが増えておりますが、やっぱりミスタードーナツはなじみ深いドーナツ屋さんですよね。