サクラが見頃を迎え、いよいよ新年度のスタートです。新入社員や部署を異動してきた後輩と、人間関係がガラッと変わる時期ですね。
新しい人間関係を築く楽しみもある反面、どのように接してよいかがわからず、ふと不安になってしまう人も多いはず。どうすれば職場での人間関係をうまく作っていけるのか、いらぬ不安を解消する2つのポイントお教えします。
■ポイント1. 自分が新人の頃を思い出して! 人は誰でも自分ができることを他人が出来ないとイラっとくる瞬間があるものです。仕事が絡むとなおさらですね。
新人の彼女はまだ何もわからなくて当たり前、後輩の彼だってまだ無理ね! と頭ではわかっていても、何度も同じミスを連発されては、さすがに堪忍袋の緒も切れて、感情あらわになってしまうことも。
一気に二人の間には冷たい風がサーッと流れ、人間関係はぎくしゃくしはじめ、仕事よりも気疲れで一日が終わることもあるかもしれませんね。
でも、ちょっと待って。
あなたは彼らを今の自分と比べていませんか? 自分が新人だった頃を思い出してどうですか? 今の自分と同じレベルで仕事ができたでしょうか? きっと、先輩にいろいろと教わりながら四苦八苦していたのでは?
懇切丁寧に教えてもこちらの期待に応えてくれるのはまだまだ時間がかかると納得してから指導すれば、イラっと感は軽減するはず。
自分と同じ土俵で考えずにそこは一線を引き、先輩として教えることは教え、間違えたら正し、よくできたら思いっきり褒める、という立ち位置で仕事をすれば良いのではないでしょうか。