一方プロちゃん(プロゲステロン)は、受精卵の着床を助け、妊娠が継続するように子宮の環境を整えてくれるホルモンです。基礎体温を上昇させたり、体の水分量を保ったり、細菌が入らないよう子宮口の粘膜を増やしたり。生理前に乳腺の発達を促し、乳房のはりを感じさせることもあります。
通常この2つの分泌量は、時期に応じて脳からの適正な指令で増減をコントロールされています。けれどもアラサー女子の生活スタイルには、ホルモン分泌を乱す大敵が数多く潜んでいるのが現状。
その筆頭格はストレスです。言うまでもなく、不規則な生活や睡眠不足、過度なダイエットでも、ホルモンバランスは多大なダメージを受けます。
ホルモンバランスが崩れると現れる最も分かりやすいサインは、生理周期の異常や出血量、期間の変化です。
ほかにPMS月経前症候群)が以前よりつらくなる、肌が乾燥する、爪が割れやすくなる、不眠、冷え、ほてり、むくみなど。
普段抑えられているはずの男性ホルモンの影響が強く出て、ヒゲや濃いすね毛が生える人までいます。このまま放置すると、恐ろしいことになりますよ!
【連載】
・女性ホルモンのバランスを整えて、身体の不調やイライラを改善
協力:ホルモンを整えて潤い美女になる! 1日1ケアメンテBOOK
監修:関口由紀
・ホルモンを整えて潤い美女になる! 1日1ケアメンテBOOK・女性向けコミック満載!無料WEBマガジン<コミックエッセイ劇場>