東京五輪を前に江戸東京の文化を知っては? 博物館の楽しみ方がわかるトークショーへご招待
2020年に東京での五輪開催が決定し、これからますます東京は世界中から注目を集めそうですね。海外の人は、日本と言えば「サムライ」を思い出すように、江戸の文化は特に興味を持たれているよう。けれども、日本人だからと言って、江戸の文化に詳しくないのが現実。ちょっと関心を持ってみては?
そこでぴったりなのが、両国にある「江戸東京博物館」。こちらは、失われつつある歴史遺産を守るとともに、東京の歴史と文化をふりかえることによって、未来の東京を考える博物館で、今年で20周年を迎えます。
館内には、「江戸ゾーン」「東京ゾーン」などで構成された9,000平方メートルの大きな展示室を活かし、綿密な調査研究を踏まえて復元した実物大模型や当時の様子を忠実に再現した縮尺模型、当時の人々が実際に使っていた実物資料などを豊富に展示。江戸東京の都市と文化、そこに暮らす人々の生活を楽しみながら学べそうですね。
また、「江戸東京博物館」では、毎年恒例のイベントとして、「伝統芸能フォーラム」を開催し、江戸東京の伝統芸能に触れる機会を多くの人に提供する試みも行っています。今年も3月28、30日に、柳亭市馬さんや橘家圓太郎さんによる落語や、国本武春さんや沢村豊子さんによる浪曲といった伝統芸能が披露されます。
さらに開館20周年のクロージングを飾る今回は、和服で伝統芸能を楽しめるよう、各日限定50人に無料で着付けをしてくれる「和服で伝統芸能を楽しもう!」という特別記念イベントも開催。さらに江戸東京文化をディープに楽しむことができそうです。