自転車は左側通行か右側通行か、どちらが正解? 誤った乗り方は事故の引き金に
■自転車に乗るときにチェックすべきこと公益財団法人シマノ・サイクル開発センター、自転車博物館事務局長の学芸員の長谷部雅幸さんは、「危険を防ぐ自転車のメンテナンスと乗り方のポイント」について講演しました。自転車に乗る際は、タイヤやチェーン、ブレーキのチェックをすることが必要だそうです。また電動アシスト自転車は普通自転車とは乗り方が異なることも覚えておくといいですね。
■子ども用自転車の選び方最後に自転車ジャーナリストの遠藤まさ子さんが「子ども用自転車は”愛妻(あ・い・さ・い)”で選ぼう」と題して、子ども用の自転車を選ぶときは、「安全性」「いつ買うか」「サイズ」「いい店選び」に注意するように呼びかけました。いつか子どもを持ったときはもちろん、甥や姪に自転車をプレゼントするときなどは意識しておいて損はなさそうです。
その後は、3歳と5歳の子どもに相当する重さ(合計40kg)を乗せた電動アシスト自転車に試乗する体験会がおこなわれました。普段、子どもを乗せていない人は重さにびっくりして、ハンドルをとられてふらつく人が続出。また、乗り慣れていないと、電動アシスト自転車特有の加速の仕方にとまどうようです。
また、自転車自体の安全性を確認するには、安全基準マークとしてもっとも交付枚数が多いBAAマークがついているかをチェックするとよいでしょう。フレーム強度、ブレーキの制動性能など、約90箇所の検査項目をクリアした自転車のみに貼付されるマークなので、安全を考えるのであれば、BAAの基準を満たしている自転車がおすすめだそうです。
自動車のように免許のない自転車ですが、事故では被害者にも加害者にもなりえます。自転車に乗るときはくれぐれも安全に注意を払うことが大切だと感じました。
・自転車の安全利用促進委員会
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