年金、私は結局いくらもらえるのか?(ママでもわかる年金特集2)


■もらえる年金(1)国からもらえる「公的年金」まず、上記の図の左側、国からもらえるのが、公的年金だ。何をもらえるかというと、サラリーマンなら、「厚生年金」(基礎年金も含む)。自営業の人なら、「国民年金」だ。「具体的にいくらもらえるのか?」は、毎年、誕生日月に送られてくる「ねんきん定期便」を参照しよう。

この「ねんきん定期便」を見たことがある読者は、金額の少なさにビックリしたのでは? でも、ご安心あれ。実際にもらえるのは、記載されている金額ではない。実は、「ねんきん定期便」の見方にもコツがあるので、それは次回に詳しく説明しよう。

■もらえる年金(2)会社からもらえるのは、「企業年金」次にさきほどの図の真ん中、会社に定年(あるいは一定の年齢)まで勤めた場合にもらえるのが、企業年金だ。
このお金は、一度に受け取れば「退職金」、分けて受け取れば「企業年金」と呼ばれる。もらえる金額は、会社の人事部に問い合わせをすれば教えてもらえるそう。

「ちょっと前までは、会社の人事部にそんな問い合わせをすると、『会社を辞めるんじゃないか?』なんて勘ぐられたり、そもそも教えてもらえなかったりしましたが、今は多くの会社で、簡単に教えてもらえる時代になりました」と、大江さん。

■もらえる年金(3)自分で準備するのが、「個人年金」最後が図の右側、自分で準備する、個人年金だ。年金という名前はついているが、実際には貯蓄や投資信託、株といった、自分の蓄えのことで、自己管理となる。

これで年金制度の骨格は整理できただろう。次回は、「公的年金で知っておくべきポイント4つ」として、基本的に誰もがもらえる公的年金のポイントを整理する。

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