子どもの教育資金をお得に作るには?

目次

・2016年4月から始まる子どものためのNISA、「ジュニアNISA」
・2014年から始まったNISAの子ども版
・ジュニアNISAは親と祖父母の2世代で協力して教育資金を作る仕組み
・大学入学資金作りに向いている仕組み
・制度は始まったばかり。使い勝手の良さはまだまだ
2016年4月から、子どもの教育資金を作るあらたな仕組み、「ジュニアNISA」が始まります。

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文部科学省と日本学生支援機構のデータによると、幼稚園から大学まで19年間の教育にかかる費用がいかに大きいかがわかります。

子どもの学習費総額

子どもの学習費総額(単位:円/年)


ひとりでも大変ですが、2人3人と増えると、その費用は2倍3倍…となります。早いうちからコツコツ計画的に貯蓄していきたいですよね。
でも、どうせならできるだけ「お得」な資金作りをしませんか。

2016年4月から始まる子どものためのNISA、「ジュニアNISA」

消費税などの増税の流れが続く中、2016年4月から子どものための少額投資非課税制度がスタートします。小さい子どもがいるパパやママが、おじいちゃん、おばあちゃん、叔父さん、叔母さんの資金的協力を得て、今後のわが子の教育資金を準備することができる仕組みです。


2014年から始まったNISAの子ども版

2014年から、「少額投資非課税制度」、いわゆるNISAが始まりました。簡単にいうと、2014年以降、5年の間に元本120万円までの投資から生み出された利益には課税がされない仕組みです。通常ですと20%が課税されますから、大きいですよね。

その制度の子ども向け版が、今年4月から実施される「ジュニアNISA」です。
日本に住んでいる0歳から19歳の未成年者が、専用口座を作ることで年間80万円まで、非課税で運用することができます。


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