憧れの世界遺産で結婚式!? 京都で夢がかなう「和婚」が人気

「どんな結婚式を挙げようかな。」結婚が決まったカップルには、そんなうれしい悩みがありますね。

ところで、最近“和婚“が人気になっていることをご存じですか?

目次

・結婚式ができる神社
・仏前結婚式について
・世界遺産 二条城 ウエディングプラン
・おすすめポイント


和装の花嫁

(c)ri。 - Fotolia.com



鶴岡八幡宮のような有名神社でも結婚式をよくみかけますが、だれでもそんな超有名神社で式を挙げることができるんです。

■結婚式ができる神社

一般の人でも結婚式を挙げられる、超有名神社はいくつかあります。

たとえば、鶴岡八幡宮、上賀茂神社、出雲大社、お寺では比叡山延暦寺、清水寺など。他には京都にある、世界遺産で有名な二条城でも式を挙げることができます。


■仏前結婚式について

「多くの人の中から二人が出会って夫婦になるということは、深い因縁によるものである」という仏教の教えがあります。

仏前結婚式は、仏様とご先祖様に結婚を報告するもの。「檀家でなくてもいいの?」と気になるところですが、檀家とは関係なく全国の有名なお寺などでも、結婚式を挙げることができます。

あまりなじみのない仏前結婚式。どんなことをするのが、挙式の一連の流れについて紹介します。

  1. 僧侶が焼香、啓百文(本尊に申しあげる言葉)を読み上げ、結婚報告と加護を祈願する。
  2. 念珠(数珠)授与 … 仏前の数珠を、僧侶が新郎新婦に与える。
  3. 司婚の辞 … 僧侶の問いかけに答えるかたちで結婚を誓う。
  4. 誓いの言葉を新郎が朗読、新郎新婦が焼香する。
  5. 誓杯(せいはい) … 新婦→新郎→新婦の順に三口で飲みほす。
  6. 親族固めの杯 … 親族も同様に誓杯をする。
  7. 法話 … 僧侶からお祝いの説話。全員立ち上がり、合掌。
という流れになります。

■世界遺産 二条城 ウエディングプラン

二条城は、お寺でも神社でもないため、無宗教の式をおごそかにできるのがポイント。

新婦は衣装に十二単を選ぶことができ、京都ならではの和を実感できる、女性にはうれしいプランです。

・進行内容:司会、進行、介添え、水合わせの儀、扇子の儀、結婚誓約書、花嫁車3時間
・演出:雅楽、箏生演奏、茶席

「水合わせの儀」とは、互いの実家からくんできた水を、ひとつの杯に注いで飲む儀式。違う環境で育った2人が結婚して、新たな暮らしをしていくことを表しています。

「扇子の儀」とは、母親の手で、花嫁姿の娘の胸元に扇子を差し込み、花嫁支度を整え送り出すという儀式です。

「結婚契約書(婚前契約書)」とは、ふたりの結婚に関する約束を表現した、法的に効果のある書面のこと。役所に出す婚姻届を書く人もいます。

式終了後、新郎新婦は感謝をこめて、参列してくださった方に折り鶴を渡しながら退場します。

この「折鶴の儀」は、新郎・新婦より、列席してくださった方に感謝の気持ちを込めた、キャンドルサービスのようなものと言えます。

■おすすめポイント

超有名神社は世界遺産に登録されていることが多く、たくさんの参拝者や外国からの観光客などが訪れます。


外国人にとって、日本スタイルの結婚式はめったにみられない、とても貴重な体験。華やかな結婚式をみて、とても幸せな気持ちになってくれます。

式を挙げる方にとってもこれはうれしいものです。


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