◇(2)定期的な手入れが必要だから
前述の通り、月桂樹はとても生育の早い木です。そのため年に1~2回程度の定期的な剪定が必要となります。
大きく生育している月桂樹の場合は、特に剪定の手間がかかるため「植えてはいけない」といわれるのかもしれません。
◇(3)害虫が発生しやすいから
月桂樹の葉は香りが特徴的で、香辛料として料理に使われることもあります。だからこそ、害虫を寄せ付けやすいともいえるのです。
特にカイガラムシが発生しやすく、放置すると被害が拡大していくことも。剪定と合わせて定期的な手入れが必要であるといえます。
◇(4)病気になりやすいから
月桂樹は、病気を発生する可能性がある植物でもあります。
特に注意したいのは葉や枝にカビがついてしまう「すす病」。
アブラムシやカイガラムシの排泄物を栄養にして菌が増えるため、この点でも定期的な手入れが必要となります。
■月桂樹を庭に植えるメリット
月桂樹を庭に植えてはいけない理由について解説しましたが、もちろん月桂樹を植えるメリットもあります。
◇(1)育てやすい
月桂樹はある程度の暑さ・寒さに強いという特徴があり、育てやすい点がメリットです。