コピーではない日本スタイルのコーヒーを追求する--表参道コーヒー・國友栄一1/3【INTERVIEW】
「これまでコーヒーはヨーロッパやアメリカ西海岸のコピーばかり、特にエスプレッソのカルチャーはそうでしたね。海外のバリスタに日本のスタイルは?と聞かれた時に、どう答えていいかわからない。もうそろそろ日本人だからこそできる表現方法を作っていかなければと思ったのがきっかけです」
東京に進出してから立ち上げに携わったのが、「パンとエスプレッソと」。利用頻度が高いコーヒーとパンをそのままストレートに打ち出したお店だ。「何の店かもすぐにわかってもらえるし、特化したこだわりのある店とも理解してもらえる。わざわざイタリア語の名前を付ける必要はないかと。僕としてはパン屋に併設しているコーヒー店でも、コーヒー店の一角にあるパン屋でもなく、フィフティーフィフティーのイメージ。どちらも自立した存在を目指しました」
2/3--「茶道のような“引き算の美学”が日本のコーヒーのあるべき姿」に続く。
「表参道コーヒー」の國友栄一氏。
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