くらし情報『新会場で過去最大の盛況。日本のテキスタイルへ注目集まる【インターテキスタイル上海2015年春1/2】』

新会場で過去最大の盛況。日本のテキスタイルへ注目集まる【インターテキスタイル上海2015年春1/2】

氏は、「インターテキスタイルは、アジアにおいて、ハイエンドなアパレル素材と副資材を得られるベストなプラットフォームとなりつつある。プレミアム・ウール・ゾーンやデザインゾーンなどのカテゴリーを設けることで、よりプレミアムなサプライヤーを惹きつける努力した結果だと思う」と語る。

ジャパンパビリオンを主催する一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW)の川島朗JFWテキスタイル事業事務局長は、「予想以上の集客があった。CHICを始め他の見本市との相乗効果も要因だと思う。中国市場には停滞が見られるが、生き残りをかけ他社との差別化を図るために高額だが付加価値のある日本の素材が注目されたり、(日本のメーカーが対応可能な)小口での発注が増えたり、日本のメーカーにとって有利な状況にもなってきている。ビジネスのトレンドが変化しているので、それに対応する柔軟性、クオリティーや納期の確実性、安全性なども日本のメーカーの武器となりうる」と話す。

実際に、宇仁繊維では、本見本市のために色展開を増やし、染色やプリントなどを短期で出荷・納品する体制を整えた。サンウェル(上海)では、来場者数が昨秋の倍を記録、連日200から250のバイヤーが中国だけでなくヨーロッパやアメリカからも訪れたという。

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