エルザ・ウィンクラーでファビュラスな週末を【2015-16秋冬ウィメンズ】
デザイナー・中井英一朗によるウィメンズブランド「エルザ・ウィンクラー(ELZA WINKLER)」2015-16秋冬コレクションは、しっかりとした仕立てとデザインの内に中井のバックグラウンドにあるアレキサンダー・マックイーンのテイストが見え隠れする。テーマは「T.G.I.F.(Thank God, It's Friday)」。英語で週末を迎える嬉しさを表現するこのフレーズをキーワードに、パーティーなど夜のイベントに出掛けるイメージを服に落とし込んだ。アクセントカラーをレッドに、少し官能的な雰囲気を漂わすガーメントがそろった。質感やボリューム感などタックをたたんだドレス、コットンに加工し、光沢を出したロングフレアスカートなど、動きのあるアイテムはパーティーシーンを連想させる。合わせてラグジュアリー感を与えるのが、毛並みがゴージャスな黒のフェイクファージャケット。これはドイツ・シュタイフ社製のモヘア入りテキスタイルを使用し、独特の黒の質感が光る。襟にドレープを出したPコートやトレンチ、透け感のあるウールを用いたテールシャツはやり過ぎないデザインながら個性を放つアイテム。
定番のトレンチはウールやカシミア100%の秋冬仕様が登場。