“射撃絵画”ニキ・ド・サンファル、六本木で国内最大規模の「大回顧展」開催
同展では、ニキ・ド・サンファルの初期から晩年までの主要作品100点以上を展示。14年にパリのグラン・パレで開催され、60万人の来場者を集めた大回顧展の基本構成を踏襲しつつ、日本独自の展示要素も加えられている。
館内には射撃絵画はもちろん、鮮やかな色彩とのびやかな形態を用いて開放的な女性像を示した「ナナ」シリーズも展示。その他、宗教をテーマにしたものや男女の関係を表現した作品、タロットカードを主題とした庭園「タロット・ガーデン」に関するものなども並ぶ。また、20年以上に渡りニキ・ド・サンファルと交流を続けたニキ美術館創立者の故・ヨーコ増田静江との関係や日本との交流にもフォーカスする。
【イベント情報】
「ニキ・ド・サンファル展」
会場:国立新美術館 企画展示室1E
住所:東京都港区六本木7-22-2
会期:9月18日~12月14日まで
時間:10:00~18:00まで(金曜は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日(9月22日、11月3日は開館)、11月4日
料金:一般1,600円、大学生800円、高校生800円、中学生以下無料
(団体、前売りは一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円)