セレッティコラボのディーゼルホームコレクション。宇宙を旅する第2弾がミラノサローネで発表
前述の“コズミック”テーブルウェアも、同ブランドが打ち出す世界観をデコレーションするのに一役買っている。
ディーゼル リビングのコレクション全体として印象的だったのは、4大要素のひとつ、デニムの“インディゴ”をイメージさせるカラーリング。そこに「宇宙」モチーフのテーブルウェアが加われば、部屋全体が夜空に様変わりしたようなコーディネートを演出できる。他にも新作として、ウォッシュがかかったようなグラデーションのフローリングや、ナチュラルな風合いのファブリックのクッションと工業的なパンチングメタルと鉄鋼の脚を設えた、個性的なバランスのチェアなどがお目見え。ファッション的な異素材MIXやヴィンテージ加工のテクニックをインテリアに応用しているのも、他にはない存在感の理由のひとつと言えそうだ。
ディーゼル リビングはセレッティだけでなく、照明のフォスカリーニ(Foscarini)や家具のモローゾ(Moroso)、フローリングのベルティ(Berti)などイタリアを代表するインテリアメーカーとコラボレーションし、インテリア製品を発信。信頼できるメーカーとパートナーシップを結ぶことで、デザイン性と高いクオリティの両方を担保したコレクションを展開しているのも同ブランドの特徴となっている。