2016年8月20日 18:00
“21世紀のMASK=仮面”を解き明かす、「マスクス」展に世界7ヶ国26組のアーティストが集結
(c)Kittozutto
アジアの尖鋭的アーティスト26組による「マスクス(MASKS)」展が、11月11日まで東京・渋谷のディーゼルアートギャラリー(DIESEL ART GALLERY)にて開催されている。幾世紀にもわたる長い歴史の中で、“MASK(=仮面)”は物語を語る道具だった。演劇や祭祀、仮装、変装など、娯楽から実用まで様々な場面において、人は仮面を用いることで変身や逃避をしたり、時には姿をくらますこともできた。ネットコミュニティにおける自己の化身であるアバターなど、オンラインで誰もが新しい人格を作り出す新たな時代を迎えた今、同展では世界中の様々な国から集まった26組のアーティストたちの作品を通じて、“現代のMASK(=仮面)”が意味するものを探っていく。同展では、シンガポールの異能集団カルト(Kult)によるキュレーションのもと、シンガポール、タイ、インドネシア、フィリピン、台湾、韓国、日本の7カ国から、異なる背景を持って活動するアーティストが結集。ストリートアート、立体作品、イラストレーション、工芸など様々な分野の“MASK”作品が展示される。なお、期間中展示作品の購入も可能。