写真家・笠原秀信による旅をテーマにしたオンラインExhibition「THE ROAD」。第6弾はイタリア・ローマ(後編)
が名称に。「ヴェネツィア宮殿」は、建設された当初は現在よりも規模が大きく、カンピドーリオ方面にもう一つ小宮殿がつながっている様式でした。この小宮殿は、「記念堂」の建設の際に広場の南西に移動。しかし、広大な敷地を誇った「ヴェネツィア宮殿」があった場所、としてその名が残ったのです。
観光用馬車
サンタ・マリア・ディ・ロレート教会
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂
現在の「ヴェネツィア広場」は、1885年から1911年にかけて作られました。
「国父」と仰がれたイタリア国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ二世の功績を称えるため、息子のウンベルト一世によって建設。
市内の花屋
市内の売店
サンタンジェロ城
イタリアの首都ローマ市内を流れるティベレ川右岸にある円形の要塞。
城の頂上に、16世紀のラファエッロ・ダ・モンテルーポ作の大天使ミカエルの大理石像が建っています。ローマ市内唯一の城塞で、バチカンのサンピエトロ大聖堂から徒歩圏内にある。もともとは135年に、ローマ帝国のハドリアヌス帝が自身の霊廟(れいびょう)として建設を開始し、4年後の139年に完成した建物だが、のちに軍事施設に変わり、14世紀ごろになるとローマ教皇の要塞や監獄として使われるようになりました。