パリと日本をつなぐ民藝モチーフに思いを馳せ、マメが東京で初のランウェイ【2018-19秋冬コレクション】
デザイナー黒河内真衣子の“可愛さ”から“強さ”へと変化するフェミニンの表現は、欧米のラグジュアリー全般の流れと呼応している。そこにさまざまな情報や文化がクロスする東京らしいミックスが加わり、日本のモードブランドとしての一角を築き上げている。
今シーズンのインスピレーションソースとしてル・コルビジェの門下生で、日本の民藝活動とも関わりの深いフランスの建築家・デザイナーのシャルロット・ペリアン(Charlotte Perriand)の名前が挙げられており、ブランドのアイコンでもあるPVCのスケルトンバッグのモチーフやレースのモチーフが、日本とパリをつないでいるのかもしれない。
Text: Tatsuya Noda
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