有田焼「2016/」プロジェクトなどを手がける柳原照弘の個展「Layerscape」が銀座で開催
そこからは、クライアントワークだけでない協同者との信頼関係の構築がうかがえる。
Bijuu Photo:Takumi Ota
ひととものと空間が結びつき、どのような状況が生まれるか、それらの状況をまるごとデザインしたい、という柳原の考え方は、本展で、布を使用したインスタレーションによりアプローチされる。普段あたりまえにある光や風の揺らぎ。布によって作り出されたレイヤー。そこにひとが入ったとき、どのような表情の変化をみせるのか。来場者が存在することではじめて成立する、またその状況によって空間が刻々と変化する、実験に満ちた展覧会だ。
会期中には柳原とゲストとのトークショーも開催。7月20日の19:10からは服部滋樹と原田祐馬、8月3日の19:10からは三木健を招く。
入場無料、要予約で、予約はギャラリーのウェブサイト(http://rcc.recruit.co.jp/)にて受付けている。
【展覧会情報】
柳原照弘展「Layerscape」
会期:7月4日〜8月7日
会場:クリエイションギャラリーG8
住所:東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
時間:11:00〜19:00
休館日:日曜・祝日
入場料:無料
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