北欧発ゴミを出さないレストラン。ヘルシンキのNollaが監修した「ゼロ・ウェイスト・ビストロ」
が語るように、「ゼロ・ウェイスト・ビストロ」は食事だけでなくその全てに意思が反映されている。
ビストロ内のテーブルウェアや家具は世界を代表するフィンランドのブランド、イッタラ(iittala)とアルテック(artek)を起用。これはじっくり選ばれた良いデザインのものは長く愛用されるため、結果的にゴミを減らすことができるという考えに基づいている。建築素材にはリサイクルされたプラスチック、工業廃棄物を用いた素材を提供するデュラット社とリウォール社のものが使われた。また食事の際に出されるカップやパッケージングにもこだわり、コトカミルズ社、スラパック社のプラスチック不使用の環境に優しいものが用意された。全てフィンランドの企業でそろえる徹底ぶりで、本プロジェクトへの熱意が感じ取れる。
期間中はサステナビリティ、ゼロ・ウェイスト、サーキュラーエコノミーについてのトークやワークショップも開催され、ただ美味しい食事を楽しむだけでなく議論もできるスペースとしての機能も果たすことができたそうだ。
※本記事は (引用元: http://fciny.org/)に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
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