【ルック】ミュウミュウがパリのイエナ宮で2023年秋冬コレクションを発表
見るという概念は「インナーウエア」と「アウターウエア」のコンセプトを揺さぶり、透けるシフォンから普段は見えない服が覗き、ストッキングをわざと見せ、ドレスは重ね着で提案します。複雑な重ね着は、より綿密な観察を必要とし、探求心や好奇心を呼び起こします。
会場のイエナ宮では、観察しやすいよう一段高くなったランウェイをモデルたちが歩きます。空間に点在するスクリーンでは、韓国人アーティストのジョン・グムヒョンによる自分の体と服の関係を考察した作品映像が流れ、人の注意を惹きつけ捉えるとともに、観客に意識して見ることを促します。様々な可能性を提示され、考えることを余儀なくされるのです。
ランウェイは、Mia Goth(ミア・ゴス)がオープニングを飾り、Rick Brakus(リック・ブラッカス)、Ethel Cain(エセル・ケイン)、Noen Eubanks(ノエン・ユーバンクス)、Amelia Grey(アメリア・グレイ)、Sam Nivola(サム・ニヴォラ)、Mame Bineta Sane(マメ・ビネタ・サネ)、Zaya Wade(ザヤ・ウェイド)が登場。Emma Corrin(エマ・コリン)