ディプティックより初の“シプレ系”の香り、バラが描かれた新作フレグランスやキャンドルが登場
ミドルノートには、こぼれ落ちそうなほど大きく開いた花びらと濃厚な香気を放つ花のブーケの香りが漂い、大地を思わせるアーシーでダークなベチバーや、ムスク、乾燥したタバコの葉、アンバーグリスの間のアンブロフィックスによるラストノートでフィナーレを告げる。調香師、オリヴィエ・ペシュー(Olivier Pescheux)による抽象的で謎に満ちた香りは、光の都・パリのエレガントなオーラからわずかに距離を置いて、その洗練さを表現する。
「オー ド パルファン オー キャピタル(Eau Capitale)」(75ml 2万500円)
しなやかに流れるようなカリグラフィーで「Eau Capitale」の文字がデザインされているボトルは、モダンなスタイルのさまざまなイメージが盛り込まれている。表面にはエッフェル塔をローズやベルガモット、パチュリの葉が取り囲むように、またラベルの裏には一羽のクジャクをメインに、ドットや交わるラインによって微細なモチーフが一面に表現され、まるで小説のページをめくるかのようにラベルの外側から内側へと続く。
「フレグランスキャンドル パリ アン フルール(Paris en Fleur)」