【ルック】ディオールが2024-25年秋冬 オートクチュール コレクションをパリのロダン美術館で発表
![【ルック】ディオールが2024-25年秋冬 オートクチュール コレクションをパリのロダン美術館で発表](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FFashion_headline%252F2024%252FFashion_headline_360556%252FFashion_headline_360556_f24594e13e4c424d5c3f_3.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
Courtesy of DIOR
今回のコレクションにおいて多くのアイテムで再び登場したプリーツは、縫い留められ、一方で動きに合わせて広がりを見せます。刺繍によって昇華されたシルクドレス、時間の経過によって姿を変えたかのようなモアレジャカードのスカート、歩くたびにドレープスカートからパンツが現れるアンサンブル、サテンのトリミングをあしらった透明なメタリックのタンクトップを露わにする、ワンショルダーの女神を彷彿とさせるドレスなど、ランウェイには、古典的な彫像を思わせるドレープのディテールがあふれています。クチュールタッチの流れをくんで、スポーツジャージも金箔やマイクロスパンコールで飾られています。クリスチャン・ディオールが「生命の色」と呼んだ赤によって昇華されたショーでは、バスローブがモザイクミラーで装飾され、機能性が排されています。
![【ルック】ディオールが2024-25年秋冬 オートクチュール コレクションをパリのロダン美術館で発表](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FFashion_headline%252F2024%252FFashion_headline_360556%252FFashion_headline_360556_7185c3b8e1258bed01db_4.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
Courtesy of DIOR
マリア・グラツィア・キウリにとって、今回のコレクションは、クチュールとスポーツウエアを、古典主義、反骨精神、集団的エネルギー、そして何よりも女性の身体の政治的価値と融合させるまたとない機会となりました。本コレクションは、オートクチュールという手法の実験的かつ内省的な力と、繊細さと強さを併せ持つ女性の魅力とエレガンスを再考する際に示される、マリア・グラツィア・キウリの特異な視点を彼女が主張することを可能にします。