プラダが2024年秋冬レディス&メンズ広告キャンペーン「NOW THAT WE’RE HERE」を発表
彼らが読み上げている台本は、対話の概念、そして言語により築かれる人と人とのつながりの概念を常に探求するアメリカの映画監督、アーティスト、作家のミランダ・ジュライによるものです。
Courtesy of PRADA
キャンペーンは現実世界にも広がり、ただ見るだけではなく、行動として対話を生むようになっています。ミランダ・ジュライによる会話カードのセットには、友人同士で話し合うトピックが提案されています。オスカーへのノミネート歴もあるドキュメンタリー監督ギャレット・ブラッドリーが監督を務めた同キャンペーンのショートムービーでは、ジュライ自身が目に見えない主役として登場。私たちには電話の向こうで、空想の物語の断片を語る彼女の声が聞こえます。イメージでもフィルムでも、こうした会話は微かにしか聞こえません。目には見え、時には途切れ途切れに聞こえもしますが、その全貌は想像するしかありません。
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キャンペーンイメージはカジュアルで直接的、シンプルかつリアルです。人間ならではの所作や衝動、すなわち私たちが誰かとつながり、意見を述べ、聞き、学ぶことの必要性を反映しています。