H&Mとのコラボいよいよ発売。アレキサンダー・ワンにインタビュー
これらの素材や新しい技術を使って仕事をすること、また私達の感性で作品をデザイン出来ることは素晴らしいことです。私は、性能的な面だけではなく、見た目も考えられている機能的な服が大好きです。 時には製造方法を工夫し、防風・防水パーカーのようなシンプルな見た目で無駄なく縫製されたものを作るときも、またある時には、新しい技術を使ってデザインを更に良いものにすることもありました。例えば空気を注入させて非常に映える立体的なクロコ模様を生み出したニットなどです。このような新しい技術や製造方法を学ぶことが出来たのは、非常に素晴らしい経験でした。――発売するデザインやコレクションのラインアップをどのように決めましたのでしょうか?私はこのコレクションでトータルなワードローブを提案し、「Alexander Wang × H&M」コレクションで頭からつま先まで美しく飾れるようにしたいと考えました。また、運動するために機能性の高い服を求めるとか、街中で着るために都会的な要素が欲しいとか、友達と出掛けるためにお洒落をしたいとか、シーンやニーズに関わらず、出来るだけ多くの人にこのコレクションを利用して欲しいとも思いました。